久しぶりの体験学習として、シルクプリントでのTシャツ作りに挑戦しました。
シルクプリントという方法でのTシャツ作りは初めてでした。(スタッフも初めて)。
綺麗に仕上がった子やちょっと滲んでしまった子もいましたが概ね良くできたように思います。
目次
【手順】シルクプリントTシャツ作り
簡単にシルクプリントでのTシャツ作りの手順を書いてみます。
- 白い紙(OHPシートでも良いみたい)に黒いマジックなどで絵を描きます。
※最初はあまり細い線は避けたほうがいいようです。後ほど露光して硬化させる際に細いとぐちゃぐちゃになるケースがありました。 - 絵などを書いた紙を転写シートの上に乗せます。(転写シートはアマゾンなどで購入可能です。)
※クリアファイルやできれば透明なガラスなどを上に置いて絵を描いた紙と転写シートの間に隙間ができないようにするのがポイントのようです。 - 製版(光(紫外線)を当て露光しプリント部分以外を硬化させます)
※天気の良い日だとお日様に当てると数秒で製版が終わるようです。曇りの日でも5分程度で終わります。
今回は屋内での作業だったので、LEDのライトを使って作業をしたので15分くらいかかりました(それでもちょっと足りなかったかも)。
補足
この製版がうまくいかないとのちの工程は台無しになります。紫の転写シートには薬?が塗られてあって、何もしなければ水で流れて透明になってしまいます。そのために光を当てて硬化させる手順を踏むのですが、光が当たらない部分(絵や文字を書いたところ)が光を通さないのでシートの薬が水で流れ落ちて、そこにインクを載せてプリントするという感じです。
光を当てすぎでもダメなようですが、足りないとほとんど流れ落ちてしまうので気持ち長めに光に当てた方がいいかも。
- 転写シートの紫の部分を硬化させ、黒い絵や文字の部分だけを硬化しないので水をかけてブラシで丁寧に洗い流します。
- 水で流した転写シートを少し乾かして、木枠などに固定します。(百均で売っている木の額縁とかちょうどいいです。)
- Tシャツのプリントしたい部分に転写シートを載せて専用のインクを付けて、定規などの固いヘラみたいなもので押し付けていきます。
- ムラや塗り残しがないように念入りに擦り付けたら終了。
- 転写シートをTシャツから剥がすと出来上がりです。